美容鍼・鍼灸について
私たちの”美容”と”健康”を助ける「鍼灸」について
少しでも知っていただきたいです。
鍼灸とは、東洋医学の考えを基にした治療法の一つで、扱うためには医療国家資格(鍼灸師)が必要となります。
お悩みの症状を引き起こしている原因に、薬を服用して抑えるのではなく、
「不調が出ている部分」と「からだ全体」の両方から捉え、根本からアプローチします。
本来持っている自身の治癒力で安全に症状の改善を促す施術です。
鍼灸の始まり
鍼灸は約2,000年以上前に古代中国で生まれた治療法です。
最も古い医学書の一つ「黄帝内経」には、鍼灸の方法が記されています。
鍼灸は、時を経て整備され、次の世代に受け継がれてきました。
鍼灸は古代中国の哲学や考え方と深く結びついており、「陰陽五行学」という考え方がその基盤にあります。
これは、私たちの身体に起こるさまざまな出来事や変化が自然や宇宙と関連しているという考え方です。
鍼灸は、この考え方をもとに、身体のバランスを整えるために発展してきました。
現代における鍼灸の役割
私たちは日々、様々なストレスを受けています。
職場のこと、家庭でのこと、子育てや介護など、、、
毎日を目まぐるしく過ごしていると、心身のバランスを崩しやすく、疲労やストレスが蓄積していきます。
鍼灸は、心身の疲労回復を促し、乱れた自律神経を整えてくれます。
鍼灸の施術により、副交感神経が優位になり、リラクゼーション効果が高まります。
その結果、心身の緊張が緩和され、ストレスに対する耐性が高まります。
鍼灸の効果
鍼をすると、身体に微細な傷が付きます。
その傷を治す作用(治癒力)が働きます。
その部分に血液が集まり、栄養が行き渡ることで細胞が活性化され、硬くなった筋肉や血流の改善、肌のターンオーバーの正常化などの働きを促進します。
これらの作用により、
血流改善、内臓機能の向上、凝りや疼痛の緩和や改善、自律神経の調整(自律神経失調症・不眠症etc.)、体質や肌質の改善、細胞のターンオーバー正常化、アンチエイジング作用(シワ・たるみ改善)、髪質改善、免疫力アップなど、様々な効果を生み出します。
美容鍼は、20世紀後半から21世紀にかけて、特に美容やアンチエイジングの関心が高まる中で注目されるようになりました。
伝統的な鍼灸は、全身の健康を改善するために使われてきましたが、美容目的の美容鍼は近年になって発展しました。
現代では、東洋医学と西洋の美容技術を融合させた施術として広く受け入れられ、多くのクリニックやサロンで提供されています。
特にハリウッドセレブリティやモデルの間で人気が高まり、その効果が口コミで広がっています。
美容鍼は古代の知識と現代の美容ニーズが融合した施術法であり、ナチュラルな美しさを追求する方法として多くの人々に利用されています。
代表的なお悩み
継続回数の目安
鍼灸は施術回数を重ねることで、効果を積み重ねることができます。
繰り返し鍼を受けることで、効果の持続期間が伸び、安定しやすくなります。
(継続による効果の目安)
1〜4回目:改善(お悩み改善)
お悩みの症状に対する苦痛や違和感を緩和
4〜6回目:予防(再発防止)
本来の自己回復力を引き出し、根本から症状を改善
7回目以降:定着(体質・肌質改善)
内臓の機能回復やカラダと肌の根本からの改善
不調や痛みの起こりにくい状態を維持
安全性のこと
医療現場でも用いられ、人体に影響の少ない使い捨てサージカルステンレスの鍼を使用しています。
太さは髪の毛ほどですが、曲がることはあっても折れることはないのでご安心ください。
また、鍼は1本1本滅菌・消毒し、使い捨てしておりますので、感染症の心配はございません。
鍼灸のリスク
鍼灸施術を行うことで、カラダや肌細胞の修復期間中に発赤・熱感・かゆみ・ピリピリ感が生じます。
これらの症状の多くは一時的なもので、加えた刺激に過剰に反応したために起こるものと考えられます。
また、これらは「好転反応」と呼ばれ、体が回復に向かう際に出る可能性がある反応です。
しばらく安静にすることで緩和していきますが、心配であれば一度ハリスパへお問い合わせください。
内出血に関しては、1週間〜長くて2週間ほどで消えてなくなり、カラダへの悪影響はございません。
⬇︎このような症状が起きることがあります
倦怠感 / 眠気 / 皮下出血(青あざ) / 筋肉痛 / 発熱 / しびれ / 内出血